奈良印傳
2012-03-12 Mon 17:02

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宇陀市菟田野地区の鹿革は、生産日本一の特産品です。
この鹿革に漆で紋様を描く「印傳・いんでん」は、伝統工芸品です。

印伝は甲州印伝が有名ですが、奈良でも、菟田野で、昔ながらの製法で作っている奈良印傳さんに見学に行ってきました

突然の訪問にもかかわらず、快く商品を見せてくださり、丁寧に印伝の説明を聞かせて頂きました。

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この日は、燻べ(ふすべ)製品の作業をしていて、その作業場も見学させてもらいました。
燻べとは、稲穂を燻べて、その煙で皮を染めていくという技法です。

煙で、皮を染めるなんて初めて知りました。この技法が印伝の始まりなのだそうです。
こうすることにより、虫がつきにくく、丈夫になり、武士の甲冑などに使用されたのが、今でも綺麗に残っています。

大きなドラムに皮を張り、一日かけて、回転させながら、染色していきます。
とても、大変な作業です

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これが、燻べ商品です。やさしい味わいのある素敵な製品です。
一点一点、物凄い手間隙のかかる工程を経て、丹念に仕上げられる職人の技の賜物、ちょっと高価になるのも当然です

皮の処理から、製品に仕上げるまで、全て手作り、南都さんは、御家族で経営されているのだそうです。
興味のある方は、ぜひ、ホームページをご覧下さい。

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昔ながらの技法で、伝統を守り続けている奈良印傳、これからも、この伝統工芸を残していって下さい。
陰ながら応援いたします

こんな家の近くで、凄い職人さんがいるなんて、ますます奈良の偉大さ、魅力に惹きこまれました


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